2022年のBlack Fridayの時期が近づいてきました。本稿では、事前に判明している情報をまとめておきます。本稿は件名を含めて内容を随時更新してゆく予定なので、予めご了承ください。
2022年のVMwareのBlack Friday / Cyber Mondayのセールは終了しています。最新のセール情報はこちらの投稿で継続更新していますので、参考にしてください。
Cyber Week開始…?
当初の予定通り、Black Fridayは終了してCyber Week (Mondayじゃありませんでした) が始まっています。しかし、事前予告通りの新規ライセンスの20%引きのみ、為替レートを見るとどの国で買ってもあまり変わらないという、これほど盛り上がりにかけるBlack Friday / Cyber Weekは初めてだろうと思われるほどの状態です….
どこか別のタイミングでのセールを期待したいものです (特にアップグレードの割引)。
Black Friday開始…?
さて、予定通り2022年11月23日22時にVMWareのBlack Fridayセールが開始されました…が、セールの内容は新規ライセンスの30%引きのみで、年々セールの魅力度は下がる一方です。一応vSphereの新規ライセンスも30%引きになってはいますが、私を含めた個人が期待しているのはアップグレードライセンスの大幅割引ですが、今年は対象にすら入っていないという体たらくです。
広告主向けのBlack Friday / Cyber Monday用のバナー広告はなく、VMware Storeを訪問してみてもよくみてみないとBlack Fridayが始まっていることに気がつくことすらできない状態です。
とは言え、新規ライセンスであれば30%引きであるのも事実なので、当該ライセンスが必要な方にとっては年に一度のチャンスと言えるでしょう。執筆時点 (11/24 2:00) ではUSサイトでドル建てで購入するのが一番有利なので、ご検討ください。
Google Calenerへの登録
昨年度からの新しい試みとして、”VMware Black Friday and Cyber Monday” という名前の専用のGoogle Calenderを作成、一般公開しています。以下のリンクをクリックすると、自分のGoogle CalenderにBlack Friday / Cyber Mondayの予定がそれぞれ登録されるはずなので、お試しください。
VMware Black Fridayの予定の登録 :
VMware Cyber Mondayの予定の登録 :
両方の予定を含むカレンダーを自分のカレンダーに追加してもいいという方は、以下のURLをご利用ください。自分のGoogle Calenderを開き、右上の歯車をクリックして “設定” – “カレンダーを追加” – “URLで追加” で以下のURLを入力、”カレンダーを追加” をクリックすると、当該カレンダーにある全予定 (執筆時点では2021年度と2022年度のもの) があなたのGoogle Calenderに追加表示されるようになります。
https://calendar.google.com/calendar/ical/2drlvtk5lm49l7b1rbmkmh8i3s%40group.calendar.google.com/public/basic.ics
このカレンダーには、今後判明した新しい予定 (更に割引率が高いシークレットセール(あれば)、Daily Dealなど) を随時追加してゆくので、自動的に最新情報が反映されるという観点からこちらの方がお勧めです。
さて、2022年度の VMwareのBlack Friday / Cyber Monday についての情報ですが、2022/11/20時点で広告主向けに配信されている情報は以下の通りです。過去の情報との差分をベースに書くので、あらかじめご了承ください。なお、Workstation と Fusion の両方、もしくはどちらかを複数ライセンス保有していて更新を検討している方は、無駄な出費を避けるためにもこちらの投稿を一読することをお勧めします。
Black Friday: Nov 23th 2022, 5:00 AM PST – Nov 28th 2022, 4:59 AM PST
Fusion Pro/Player and Workstation Pro/Player 30% discount (New Licenses and SNS ONLY [not upgrades])
vSphere Standard, Essentials, Essentials+, and ENT+ 15% discountCyber Week: Nov 28th 2022, 5:00 AM PST – Dec 2nd 2022, 8:59 PM PST
Black Friday/Cyber Week deals – VMWARE
Fusion Pro/Player and Workstation Pro/Player 20% discount (New Licenses and SNS ONLY [not upgrades])
vSphere Standard, Essentials, Essentials+, and ENT+ 15% discount
日本語にすると以下のような感じです。
Black Friday: 2022年11月23日 22:00 JST ~ 2022年11月28日 21:59 JST
Black Friday/Cyber Week deals – VMWARE
· Fusion Pro/Player and Workstation Pro/Player
– 30%引き (新規ライセンス、Support And Subscriptionのみ)
· vSphere Standard, Essentials, Essentials+, ENT+
– 15%引き
Cyber Week: 2022年11月28日, 22:00 JST ~ 2022年12月3日 1:59 JST
· Fusion Pro/Player and Workstation Pro/Player
– 20%引き (新規ライセンス、Support And Subscriptionのみ)
· vSphere Standard, Essentials, Essentials+, ENT+
– 15%引き
この情報を見る限り、更新版は対象とならないようです….
(ちょっと今時間がないので、価格の調査などについては数日中に追加します。)
WS13 / Fusion 13リリース!
2022年度のBlackFriday / CyberMondayを目の前にしたタイミングで、Workstation 13とFusion 13がリリースされました。端的に言えば、Workstasion 13はWindows 11に正式対応、Fusion 13はApple Siliconに正式対応したバージョンということになります。管理人はMac3台持ち (会社貸与含む)なので、特に後者に注目しています。UTMでARM版WindowsとKali Linuxとを動かしていますが、ずっと使ってきたこともあるのでVMWareでやりたいですしね。
このタイミングでリリースしてきたのは明らかにBlackFridayとCyberMondayを意識していると思いますが、なぜか11/21の時点で新規ライセンスのみの30%割引キャンペーンが行われています。要するにBlackFridayと同じ内容です。何を考えているのか全く分かりませんね…
定価の比較
以下は現時点 (11/21 2:00) 時点での価格を、Open Exchange RateからAPIで取得した2024/12/03 22:00:00時点の為替レートで日本円に揃えたものです。表中にはWorkstation / Fursionの区別がありませんが、どう価格になります。
本表の価格は定価ですが、割引率は世界共通なので、どこがお得かを知るにはこれで十分なはずです。なおスイスフランはVMwareのサイトではCEFと記載されていますが、これはラテン語表記で国際的にはCHFと表記するのが一般的なので、そのようにしています。
Pro (New) | Pro (Upgrade) | Player (New) | Player (Upgrade) | |
日本 – 円 | ¥29,975 | ¥14,905 | ¥22,440 | ¥11,800 |
米国 – 米ドル | ¥29,787 ($199) | ¥14,819 ($99) | ¥22,303 ($149) | ¥11,825 ($79) |
フランス – ユーロ | ¥31,324 (€199.16) | ¥15,596 (€99.16) | ¥23,460 (€149.16) | ¥12,450 (€79.16) |
ドイツ – ユーロ | ¥31,586 (€200.83) | ¥15,726 (€99.99) | ¥23,656 (€150.41) | ¥12,554 (€79.82) |
ドイツ – スイスフラン | ¥33,529 (CHF198.38) | ¥16,693 (CHF98.77) | ¥25,110 (CHF148.57) | ¥13,325 (CHF78.84) |
オーストラリア – 豪ドル | ¥30,843 (AUD317.99) | ¥15,421 (AUD158.99) | ¥23,083 (AUD237.99) | ¥12,318 (AUD127) |
オーストラリア – シンガポール | ¥32,497 (SGD292.08) | ¥16,250 (SGD146.05) | ¥24,322 (SGD218.60) | ¥12,978 (SGD116.64) |
イギリス – ポンド | ¥32,018 (£169.16) | ¥15,930 (£84.16) | ¥24,131 (£127.49) | ¥12,774 (£67.49) |
ラテンアメリカ – メキシコペソ | ¥28,439 (MXN3,868.66) | ¥14,148 (MXN1,924.61) | ¥21,293 (MXN2,896.64) | ¥11,290 (MXN1,535.8) |
見ての通り、どんぐりの背比べです。かなり為替レートをうまく調整できるようになったためか、目立ってお得な通貨はありません。とはいえ、概ね日本円よりはお得なので、為替手数料が一番やすい米ドルあたりが最安値になる可能性が高そうです。