2011年3月11日は日本にとって、そしておそらく世界にとっても忘れられない日になりましたが、すでにご存じのとおり、日本中の人々が様々な緊急グッズの入手に奔走しています。
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の時と今回の地震との大きな違いの一つに、携帯電話の普及があります。当時私は大学3年生でしたが、携帯電話は少なくとも一般庶民には全くと言っていいほど普及していませんでした。今回の地震で、改めて携帯電話が重要なライフラインであることを再認識した方も多いかと思いますが、携帯電話といえども充電が切れればただの箱、全くの無用の長物となります。
非常用グッズの定番ともいえる携帯ラジオの中には、電池などに頼らずハンドルを回すことで充電できるものがありますが、その中には携帯の充電機能を持った製品もあります。しかし、日本で出回っているものでNexus S(もしくは海外製の携帯)で利用されているMicro USB経由での充電が可能な製品は、ほとんど存在してない(あっても明確にそれが謳われていない)のが実情です。