前回までの手順でWordpressのデータの移行は完了しました。続いてWebサイトのHTTPS化をLet’s Encryptを利用して行ってゆきます。
VPS
お名前VPSからConohaへの移行 (2)
それでは早速、Ubuntu 20.04 LTSのイメージで作成したConoha VPSの上に、Wordpressが動作する環境を構築してゆきましょう。
お名前VPSからConohaへの移行 (1)
2014年10月から長らく利用してきたお名前.comのVPSサービスですが、いろいろ苦しくなってきたので新しい環境への移行を決意しました。以降、以降に至った経緯などを簡単にまとめておきます。
Let’s EncryptでHTTPSを有効にする (2)
サイト自体のHTTPS化が完了したら、続いてWordpressの変更を行います。色々やるべきことはありますが、一つ一つ手順を追ってやればそれほど難しくはないので、確実に実行しましょう。
Let’s EncryptでHTTPSを有効にする (1)
2016年4月にLet’s Encryptが正式化されてからずっと気になってはいたのですが、先日まとまった時間が取れたので、お名前.comのVPSで運用している本サイトのSSL化に挑戦してみました。Wordpressの既存サイトをHTTPS化するにはいくつかの段階がありますが、本稿ではまずWebサイトにLet’s Encryptから発行を受けた証明書を利用して、HTTPSで通信できるようになるまでの手順を解説します。
php-pecl-zip.x86_64の更新でエラー
このページはお名前.comのVPS(KVM)プランで配信していますが、久しぶりにコンソールに入ってyum updateしたら、以下のエラーが出て更新が中断してしまいました。
yum updateでエラー
お名前.comのVPSは結局そのまま継続して利用することにしました。なんといってもパフォーマンスが圧倒的に違うので…ただ、よくよく調べてみたら、無料試用期間中は株主優待の適用はできず、かつサービス初回ご請求分には適用できないようなので、10/1~3/31有効の下期優待を利用できるかどうかは微妙なところのようです(半年払いにしたので、余裕をもって更新手続きを行えば適用される?)
お名前.comのVPSに引っ越した
この投稿に書かれている通り、このサイトは2009年に発売されたAtom搭載IONベアボーンキットであるValore ION 330-BDで動いていました。OSとしてWindows 2008を(当時購読していたTechnetのライセンスを利用)、その上に今は亡きVMware Serverを導入し、その上にCentOSの仮想マシンを構築して運用していました。
しかし、構築から5年が経過してMySQLを利用するWordpressをホストするには性能的に厳しくなってきたこと、GMOインターネットの株主優待(5,000円相当/半年)が契約ISPのGMOBBで利用できなくなったことを受け、お名前.comのVPSに引っ越すことにしました。
WebkeepersのVPSを解約
結局、WebkeepersのVPSは解約することとしました。
独自ドメインのWebサーバ(www.starplatinum.jp)を運用することを目論んで契約したのですが、Wordpressを入れてアクセスしただけでhttpdがリソース不足で落ちてしまったり、原因は不明ですがyumがフリーズしてしまってほとんど使い物にならなかったりと、かなり残念な結果となってしまったからです。
静的なコンテンツのみを配信する、アクセス数があまり多くないWebサーバであれば回ったのかもしれませんが、PHP + MySQLで動的なページを生成するWordpressは、128MBのメモリには荷が重すぎたようでした。