2023年12月に会社から派遣される形でCISSPのオンラインの研修を受講し、その際配布されたバウチャーの有効期限ギリギリ (受講日から起算するとほぼ1年後) となる2024年11月に無事試験に合格しました。ここでは、実際にCISSPの受験を終えた後に、これは受験前に知っておきたかったなぁ….と思ったことなどをまとめてみたいと思います。
仕事関係
CISSPの受験対策
2023年12月に会社から派遣される形でCISSPのオンラインの研修を受講し、その際配布されたバウチャーの有効期限ギリギリ (受講日から起算するとほぼ1年後) となる2024年11月に無事試験に合格しました。本稿では、管理人のスペックとそれに基づく受験対策の方針、そして対策に活用したYoutube動画を紹介します。
Ultimate Cyber Security Quiz 2023参戦記
本当に自分でもびっくりなのですが、去る2023/7/8に開催されたアルティメットサイバーセキュリティクイズ (UCSQ) 2023にて、敗者復活から勝ち上がって優勝しました!私は今年度初参加だったのですが、どのようなイベントか知らない方も多いかと思うので、自分の経験を踏まえて紹介したいと思います。
ちなみに、自分が優勝するとは夢にも思っておらず、スクショをはじめとするブログ素材になり得るデータは一切取得していなかったので、テキストのみになります。
SANS GCDAに合格しました
2019年7月にSANS Cyber Defence Japan 2019で開催されたSANS SEC555 “SIEM with Tactical Analytics” を受講し、2019年11月に対応する試験である SANS GCDA (GIAC Certified Detection Analyst) にギリギリ (合格ライン79% / 得点率79%) で合格しました。GCDAは世界中でも600人強 (2019年12月時点) しか保有者がいない、SANSの中でもかなりマイナーな資格です。
ESETからカスペルスキーに乗り換え
管理人はPCやスマートフォンのセキュリティ製品として長らく (少なくとも6年以上は) ESETを利用していました。マルチデバイス版があること、複数台数版があること、3年版があることが大きな理由だったのですが、今回訳あってカスペルスキーに乗り換えることにしました。乗り換えを決心した理由は、大きく分けて2つありました。
SANS GCIHを受験する人へ
管理人は2018年6月下旬に東京で開催されたSANS 504 – Hacker Tools, Techniques, Exploits and Incident Handlingのトレーニングを受講し、その約4ヶ月後の11月上旬に対応するGIAC試験であるGIAC Certified Incident Handler = GCIHを受験し、無事合格することができました。
トレーニングの内容もそうですが試験もそれなりにハードで、万一落ちると再受験に$769 = 約8.8万円 (1$ = ¥115) と、かなり覚悟が必要な金額を支払う必要があるため、是が非でも一発で合格したいところです。その反面、受験者が少ないためか情報もほとんどないので、自分が受験した時の経験で合格に役立ちそうな情報を、公開しても問題がない範囲でまとめておきたいと思います。
【三井住友銀行】振込受付完了のお知らせ
Security Nextなど各所で話題のフィッシングメールが来ました。
偶然ではありますが、このメールを受け取った前日に”実際に”三井住友銀行のオンラインバンキングサービスを利用して振り込みを行っており、かつ三井住友銀行を装うウイルスメールを受け取ったのは初めてだった(ヤマト運輸とかはたくさん来ていましたが)、一覧に表示されるFromやSubjectだけ見ると本物と見分けがつかなかったため、一瞬だけ考えてしまいました。
空のVappを一気に削除する
管理人は業務で数百にも及ぶVMを日常的に運用していますが、最近Vappの便利さに気がついて積極的に利用しています。Vappのいいところは、Vapp単位でVM群の起動や停止の制御が可能で、かつ起動順番の設定や条件をVapp単位である程度細かく設定できるところです。また、基本的に作成したVMが階層なしでフラットな構成になるvCenter Serverにおいて、擬似的にフォルダのように利用できるのもいいところです。
PowerShellからSSH経由でLinuxに接続する
管理人は会社で200+のVM(90%以上はWindows or Linux)が動作する環境を管理していますが、頻繁にVMのScrap & Buildが発生します。BuildしたらそのVMが通信”できるべき”相手との疎通確認を実施するべきなのですが、それが非常に面倒くさい…
PowerShellといえばWindows限定というイメージがありますが、実はSSH経由でLinuxに接続することも可能です。LinuxはSSH接続さえできれば大抵のタスクが実行できるので、うまくやればWindowsとLinux共通のタスクを単一のスクリプトで実施することさえできます。元々VM自体の自動展開スクリプトをPowerShellで書いていたので、運用環境をPowerShellに統一すべく今回挑戦してみました。