管理人は業務で数百にも及ぶVMを日常的に運用していますが、最近Vappの便利さに気がついて積極的に利用しています。Vappのいいところは、Vapp単位でVM群の起動や停止の制御が可能で、かつ起動順番の設定や条件をVapp単位である程度細かく設定できるところです。また、基本的に作成したVMが階層なしでフラットな構成になるvCenter Serverにおいて、擬似的にフォルダのように利用できるのもいいところです。
PowerShell
PowerShellからSSH経由でLinuxに接続する
管理人は会社で200+のVM(90%以上はWindows or Linux)が動作する環境を管理していますが、頻繁にVMのScrap & Buildが発生します。BuildしたらそのVMが通信”できるべき”相手との疎通確認を実施するべきなのですが、それが非常に面倒くさい…
PowerShellといえばWindows限定というイメージがありますが、実はSSH経由でLinuxに接続することも可能です。LinuxはSSH接続さえできれば大抵のタスクが実行できるので、うまくやればWindowsとLinux共通のタスクを単一のスクリプトで実施することさえできます。元々VM自体の自動展開スクリプトをPowerShellで書いていたので、運用環境をPowerShellに統一すべく今回挑戦してみました。